mkdsの技術進展日記(Part.2)
《2013/9/3追記》
棘のバナナ避けの解説動画を作りました。
http://www.youtube.com/my_videos?o=U
さて・・・mkdsの技術進展日記に触れましょうか。
最近の国内の皆さんの実力が高くなってきているようですね。
確かに昔と違って普通に走っただけでは簡単に勝てなくなっています( ;∀;)
私も再度鍛えないといけないね・・・w
今回はバナナを用いた棘避けのコツについて話したいと思います。
次の記事で私がyoutubeに投稿したあつめてサンシャインのゆっくり実況から学ぶ大事な技術を書きます^^;
前の記事では方法を紹介しただけであったので「全くできない!」って言う人が多かったです。
そこで、この記事を通してバナナを用いたバナナ避けをできるようにしてほしいと思います^^
私はまだ不完全で6割ぐらいの確率でしかできないのでもうちょっと確率を高めてから動画をうpしたいですw
それではまず方法を確認して、それからコツを教えていきましょう。
《方法》: 棘が来る少し前にバナナを自分の前に投げる。そして棘がぶつかる瞬間の
直前に自分が投げたバナナに当たる。それによって棘の被爆効果を無効化
し、バナナの効果へと変える。
《コツ》: 棘が来る少し前という抽象的な表現を具体的に言い換えると「棘がDSの下
画面に写った時」です。
バナナに当たる瞬間については自機の回転後だと判定負け(バナナの効
果が棘の効果に負けてしまう事)してしまいます。なので丁度タイミング
よく棘とバナナが同時にぶつかるような気持ちで試すといいかと思います。
実際は棘に当たる微小時間前にバナナにぶつかりますが。
バナナの投げ方については無加速状態(ミニターボなしの状態)でミニ
ジャンプしてバナナを投げます。
投げた後はドリフトandミニターボをして棘が当たる直前に当たります。
ここでバナナを投げ方で疑問に思った方がもしかしたら若干いると思い
ます。ミニジャンプはなんでしないといけないの?と思った方は1つ技術
を確認してほしいです。その内容は《バナナの投げ方による距離変化》
です。「もうそんな事知っているからどうでもいいよ!w」とか「そんな
のどうでもいい」という方は見なくても大丈夫かな。この記事は終わりで
です。ありがとうございました!
《バナナの投げ方による距離変化》:
バナナを投げ方による距離変化に関係する要素は、ミニジャンプと投げる
時の自機の速さです。物理Iを習っている方はこの要素が関わる要素だと
理解できるはずです。感覚でこの要素が関わってくる事も予想できますがw
結論(公式)だけ言います。
gを重力加速度とする。
空気抵抗を無視した2次元空間x-yで物体を地上にある原点Oから初速Vp
で投げる。初速Vpのx成分をVpx、y成分をVpyとする。(Vpx≠0、Vpy≠0、
Vyp>0とする、tanθ=Vpy/Vpx)で投げる。日常的な範囲内におけるものを考え
るのでVy成分は大きくないものとする。この時、地上に落ちた時のx座標
を Xqとする。Xqを求めてみると。。。
〈証明省略〉
Xq=Vp*2sin2θ/g
Vy成分は大きくないので重力加速度gは変化しないと見なす。マリオカー
トDSにおいて物体を投げる角度θは一定である。よってVqに関係するのは
初速度Vpとなる。つまり、カートの自機の速さとミニジャンプが関わって
くることがわかるね。
Vpのy成分のVpyについては、最高速はミニジャンプした瞬間に
なります。鉛直投射を考えると分かるかと思います。
t秒後のVpのy成分の速度をVyとすると、Vy=Vpy-gtが成り立ちます。
時間が経つほどVyが減少していく事がわかるね。
Vpのx成分のVpxについては、いうまでもなく、ミニターボしたときになり
ます。(スリップストリームは論外)
長々と見ていただきありがとうございました!(汗